革小物・財布作りを
つくる際の難しさ

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革小物・財布づくりは繊細な工程が多く、その中でも革の厚みを調整する革漉きの工程は特に精度を必要とします。革漉きの厚みが0.1mm変わるだけで商品の仕上がりに大きな影響を与えます。革漉きする際は実際と同じ革・厚みで試し漉きをして調整をしています。

小物を通して

革職人の丁寧な作業を感じられる

革小物・財布作りでよく使われている道具

革小物・財布作りでよく使われている道具

へり裁ち棒という真鍮でできた長さ250mm厚み3mm幅4.5mm〜12mmの種類ある棒をよく小物・財布で使用します。型紙をつくる際に使用したり、へり返しという革の端部分を革漉きした革を内側に返す方法時によく使用します。へり裁ち棒に沿って革を裁断することによって均一で綺麗な仕上がりに仕立てることが出来ます。

小物作りでよく用いられている技法

革小物・財布づくりでよく用いられる技法は菊寄せです。菊寄せとは、革の端を内側に返すへり返しをする際に丸みの帯びたコーナーのところを放射状のひだに寄せながら細かく折り込む技法のことです。菊の花ような姿になることから菊寄せと呼ばれているそうです。とても綺麗な仕上がりです。